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カンムリレンズガイ_20336
カンムリレンズガイ | OtesiopsiskanmuriyamensisAzuma | 準絶滅危惧 |
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(環境省:情報不足) | マイマイ目ベッコウマイマイ科 |
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選定理由 | 分布域の一部において生息条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 | |
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形態の特徴 | 殻の直径約9mmの陸産巻貝。殻の色は暗黄褐色。殻の外縁が鋭くとがっており、横から見るとレンズ状に見えるのが特徴である。 | |
生息環境 | 山地帯のブナ林の倒木下などに生息する。 | |
生態 | 詳しい生態はよくわかっていないが、林床の落葉や倒木についているのが見られる。 | |
分布状況 | 福井県及び岐阜県にまたがる冠山付近に限定して分布。県内では美濃地方の藤橋村、板取村で確認記録があるが、福井県との県境にある冠山から能郷白山にかけての山地に限定している。 | |
減少要因 | 生息環境であるブナ林などの減少。また、生息地が限定されていることから貝類愛好家による過度の採集圧も減少要因となる。 | |
保全対策 | ブナなど自然性の高い落葉広葉樹林の保全。また、やむを得ず周辺の樹林を伐採しなければらない場合は、残存林分の林床が乾燥化しないよう林縁植生の早期回復を図ることに努め、可能な限り伐採箇所が極小となるような配慮も望まれる。 | |
特記事項 |