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ヤママメタニシ_20328
ヤママメタニシ | BlanfordiaintegraPilsbry | 準絶滅危惧 |
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(環境省:絶滅危惧II類) | ニナ目イツマデガイ科 |
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選定理由 | 分布域の一部において生息条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 | |
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形態の特徴 | アズキ豆位の大きさの微少な陸産巻貝。殻の高さは約5mm。殻は円すい形で、形は水生のタニシによく似ている。色は灰褐色。薄くてつぶれやすい。 | |
生息環境 | 石灰岩地帯で湿り気の多い沢筋の礫や落葉の多い場所に生息する。 | |
生態 | 主として灌木地帯の林床で生活し、湿った場所の落葉や草の根元についているのが見られる。冬季になると岩や落葉の下などに集まって越冬するため発見しやすい。 | |
分布状況 | 日本固有種。本州の主として秋田県〜島根県の日本海側に分布。県内では美濃地方の根尾村、春日村、垂井町、久瀬村など西濃地域で確認記録がある。 | |
減少要因 | 樹林の伐採などに伴う林床の乾燥化による生息環境の悪化。 | |
保全対策 | 樹林の伐採に際しては、残存林分の林床が乾燥化しないよう林縁植生の早期回復を図る。また、可能な限り伐採箇所が極小となるよう配慮が望まれる。 | |
特記事項 |