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小学校でのシートベルト効果体験
小学校でのシートベルト効果体験(スクールセーフティ事業)
岐阜県では、JAF岐阜支部<外部リンク>のご協力のもと、小学生を対象として、シートベルトの大切さを学んでもらうための「スクールセーフティ事業」を行っています。
令和6年度は、県内24校の小学校で実施予定です。
事業の背景・目的
令和5年中に県内で発生した交通死亡事故のうち自動車に乗車中の死者は23人、うちシートベルト非着用者は6人で、このうちシートベルトを着用していれば、被害が軽減されたと思われる方は3人でした。
つまり、シートベルト非着用で亡くなった方のうち、半数は、シートベルトを着用していれば、命をとりとめていたかもしれないということです。
《参考》「シートベルト着用状況全国調査」(令和5年10月)
岐阜県の一般道における後部座席同乗者のシートベルト着用率は54.5%。(全国平均43.7%)
運転者(99.4%)、助手席同乗者(97.5%)と比べると、大変低い水準でした。
このような状況を踏まえ、普段から車に同乗する機会があり、また将来的にはドライバーとなる小学生に、シートベルトの着用効果を学んでもらうための参加・体験・実践型の交通安全教育として、この事業を実施しています。また、小学生を通じて、家庭内のシートベルト着用に対する意識を高めることも目的としています。
事業の内容
JAF岐阜支部の所有する「シートベルトコンビンサー」という装置を使って、シートベルトを着用した状態で、時速5kmで実際に衝突する体験をしてもらいます。
体験と併せて、JAF岐阜支部指導員による講話や、時速50kmで車が壁に衝突する実験映像を上映することで、シートベルトの効果、必要性を学んでもらいます。