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第3回委員会会議録(8月13日)
第3回乗鞍環境保全税(仮称)検討委員会における発言の概要
- 日時:平成14年8月13日(火曜日)13時30分〜15時30分
- 場所:岐阜県庁議会西棟第3会議室
- あいさつ(杉江経営管理部長)
- 審議
- 乗鞍環境保全税(仮称)の使途について
- 乗鞍環境保全税(仮称)の税率について
- 検討結果(報告書案)のとりまとめについて
事務局から資料説明後、討議
<委員からの主な発言>
- 使途について
- ネイチャーガイドや環境パトロールを積極的に進めるべきである。
- 環境意識を高める税として、一人あたり100円は安い気がする。県が総合的に判断されることではあるが、収入があれば環境保全施策をより充実させるという方向もあるのではないか。
- 税率について
- 導入時は低めにしておき、状況を見て再検討するという考え方もある。
- 税は税率を引き上げる時の理解が大変であり、引き上げる可能性があるならはじめから必要な税率にしておいたほうがよい。
- 税率を最終的に決めるのは県であり、この検討委員会として具体的にいくらがよいとは決められないが、一人あたり100円では少し低すぎるのではないかという意見が多かったことを報告することとしたい。(委員長)
- 低公害車の優遇措置について
- 地元のバス会社は積極的に導入を進めており、何らかの配慮が必要である。
- この税の仕組みの中では、車は人を運ぶ手段として捉えており、車の性質により税率を区分することは、今回の税の制度上問題がある。
- 低公害車への優遇措置は、他の施策で検討されるべきものではないか。
- シャトルバスに対する課税について
- シャトルバスについての税率は、平均乗車人数ではなく、実乗車人数によるべきではないか。
→シャトルバスと観光バスとで課税の仕組みを変えることは困難である。 - 施行後、シャトルバスの乗車実態を把握し、問題があれば見直すということも考えるべきではないか。
- シャトルバスについての税率は、平均乗車人数ではなく、実乗車人数によるべきではないか。
- 検討結果のとりまとめについて
- 本日の議論を含め検討結果をとりまとめて県に報告したい。(委員長)
- 税の問題とは別であるが、車以外による入り込み客への協力金を導入する視点も盛り込んではどうか。
- 身障者車両の取扱いについては、地元協議会のマイカー規制の検討と整合性をとられたい。
- 課税の目的として環境保全意識の向上も掲げるなら、観光客に税の目的をしっかり伝えていくことも必要である。