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ヨウラクラン
| ヨウラクラン | Oberoniajaponica(Maxim.)Makino | 準絶滅危惧 |
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| 単子葉植物ラン科 |
| 選定理由 | 分布域の一部において生育条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。また、過度の採取圧による圧迫を受けている。 |  |
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| 形態の特徴 | 下垂する長さ10cm前後の多年草。茎は長さ4cm前後。葉はやや多肉質で長さ1〜3cm、幅3mm前後の披針形。茎に密につき互生。花は淡黄褐色で、茎の先に長さ2〜8cm程度の花序をつける。 | |
| 生育環境 | 丘陵帯の常緑広葉樹林などに生育。樹幹または岩上に着生して下垂する。 | |
| 生活史 | 開花時期は4〜6月頃である。 | |
| 分布状況 | 宮城県以南の本州、四国、九州、沖縄諸島に分布。県内では主として美濃地方の中・東部地域に確認記録がある。 |  |
| 減少要因 | 生育環境である常緑広葉樹林の減少。本種は、自然性の高い常緑広葉樹林に生育する種であるが、県内では既にこのような常緑広葉樹林は少なく、生育場所も限定されるようである。 | |
| 保全対策 | 自然性の高い常緑広葉樹林などは可能な限り保全することが望ましい。 | |
| 特記事項 |
