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ノヒラツツキクイゾウムシ
| ノヒラツツキクイゾウムシ | MagdalisnohiraiMorimoto | 準絶滅危惧 |
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| コウチュウ目ゾウムシ科 |
| 選定理由 | 分布域の一部において生息条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 |  |
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| 形態の特徴 | 体長4mm前後で、体は黒色である。翅の間室は平らで、条溝の2倍の幅がある。 | |
| 生息環境 | モミ、シラベなど亜高山針葉樹林の林縁部で採集されるが、よくわかっていない。 | |
| 生態 | オオシラビソ、ウラジロモミなどから採集されるが、詳しいことはよくわかっていない。 | |
| 分布状況 | 日本固有種。本州に分布する。県内では高山市高根町と白川村大白川での確認記録がある。 |  |
| 減少要因 | 本種の生息地である亜高山帯針葉樹林の減少によると考えられる。 | |
| 保全対策 | 亜高山帯針葉樹林を保全する。特に観光地化したり大規模な伐採は避ける。 | |
| 特記事項 | ||
| 参考文献 | 原色日本甲虫図鑑（IV）:保育社 |
文責：野平照雄
