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エンシュウツリフネソウ
本文
エンシュウツリフネソウ
記事ID:0005135
2015年9月16日更新
環境生活政策課
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エンシュウツリフネソウ
ImpatienshypophyllaMakinovar.microhylla(Nakai)Hara
準絶滅危惧
離弁花植物ツリフネソウ科
選定理由
分布域の一部において生育条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。
形態の特徴
高さ40cm前後の1年草。花は淡紫色で長さ15〜20mm。葉の脇から花茎を出し下垂して葉の下に隠れるようにつく。似た種類にハガクレツリフネがあるが、花に紫色の斑点がやや多くあり区別される。
生育環境
丘陵帯上部付近の山地の林内や林縁に生育。
生活史
開花時期は7〜10月頃である。
分布状況
日本固有種。本州の中部地方南部に分布。県内では美濃地方の根尾村、春日村などで確認記録がある。
減少要因
本種の分布域は、県内では美濃地方西部の丘陵帯上部の山地に限定され、もともと生育立地が少ない。
保全対策
生育個体数は少なくはないが、個体の保全に配慮が望まれる。
特記事項
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