形態の特徴 |
高さ15〜20cmになる多年草。花は淡紅色で長さ2cm程度。 |
生育環境 |
丘陵帯から山地帯の日当たりのよい貧栄養の湿地に生育。 |
生活史 |
開花時期は6〜7月頃である。4月下旬頃新芽を伸ばし、葉を開く。10月下旬頃までにはひげ根の途中に翌年の新芽が形成されて葉が枯れる。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州に分布。国外では朝鮮半島、中国、千島列島に分布。県内では飛騨地方の高山市、白川村、美濃地方の大和町、高鷲村、中津川市、可児市などで確認記録がある。 |
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減少要因 |
過度の採取による減少。本種は山野草として非常に人気が高く、採取により急激に減少してしまった。 |
保全対策 |
調査などで本種の生育が確認された場合、公表に際しては確認場所の特定できないよう配慮が望まれる。 |
特記事項 |
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