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ヤマセミ_18684
| ヤマセミ | Cerylelugubris(Temminck) | 準絶滅危惧 |
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| ブッポウソウ目カワセミ科 |
| 選定理由 | 分布域の一部において生息条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 |  |
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| 形態の特徴 | 全長38cm前後のハト位の大きさの大きなカワセミ類。体は白色で頭と翼には黒白のまだら模様がある。 | |
| 生息環境 | 丘陵帯から山地帯の河川中・上流や湖沼に生息。 | |
| 生態 | 留鳥。繁殖期（産卵から巣立ちまで）は3〜6月頃で水辺近くの土崖に巣穴を掘って営巣する。餌は魚で、河川のよどみや渕など流れが緩やかな水域で、水辺の樹上にとまって魚を探索し水中に飛び込んで採餌する。 | |
| 分布状況 | 北海道、本州、四国、九州に分布。国外では東南アジアから中国にかけて分布。県内では県下全域の河川中流から上流に確認記録がある。 |  |
| 減少要因 | 河川環境の悪化、繁殖環境の減少。 | |
| 保全対策 | 本種は河川沿いの土崖に営巣するため、護岸などを施工する場合は土崖を確保できるような工法を検討することが望ましい。また、巣として利用できるような坑(あな)を開けたり、採餌場となる渕や魚を探索するための止まり木の確保などの配慮も望まれる。 | |
| 特記事項 |
