選定理由 |
分布域の一部において生息条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 |
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形態の特徴 |
全長50cm前後のカラス位の大きさのフクロウ。体は灰褐色で黒褐色のまだら模様がある。くちばしは黄色。 |
生息環境 |
丘陵帯から亜高山帯の樹林に生息。 |
生態 |
留鳥。繁殖期は3月頃からである。樹洞で営巣するが廃屋などを利用する場合もあるようである。夜間活動して採餌する。餌はネズミ類を主体とし小鳥やイタチなどの小動物や昆虫を捕食する場合もある。 |
分布状況 |
北海道、本州、四国、九州などに分布。国外ではユーラシア大陸の温帯から亜寒帯にかけて広く分布。県内では丘陵帯から山地帯にかけて広く確認記録がある。 |
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減少要因 |
生息環境となる樹林の減少。本種の生息環境は低地から山地まで幅広いが、生息場は樹洞が形成されるような大径木のある樹林や餌となるネズミ類など小動物が豊かな場所に限定され、低地や丘陵地ではこのような生息に適した樹林が減少傾向にある。 |
保全対策 |
樹洞が形成されるような大径木のある壮齢林や小動物の生息の豊かな樹林などは可能な限り保全するよう配慮が望まれる。 |
特記事項 |
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