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アズミトガリネズミ_18601
アズミトガリネズミ | SorexhosonoihosonoiImaizumi | 準絶滅危惧 |
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(環境省:準絶滅危惧) | モグラ目トガリネズミ科 |
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選定理由 | 分布域の一部において生息条件が悪化しており、種の存続への圧迫が強まっていると判断される。 | |
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形態の特徴 | 頭胴長50〜65mm、体重4〜5gのモグラの仲間である。尾が5cm前後と長く、鼻先が突出しているのが特徴。体毛色は背面が暗褐色、腹面は淡褐色。ホンシュウトガリネズミに外形的に似ており区別も難しいが、頭骨の長さがホンシュウトガリネズミより短いことで区別される。 | |
生息環境 | 亜高山帯から高山帯にかけて生息。草地や低木林、高木林に見られる。 | |
生態 | 落葉下の腐植層で生活し、地表にいる昆虫類やクモ類を捕食する。モグラのように地中に穴を掘ることはない。 | |
分布状況 | 日本固有種。本州の中部地方、関東地方北部に分布。県内では飛騨山系と白山山系に分布しており、飛騨地方の上宝村、丹生川村、白川村で確認されている。 | |
減少要因 | 本種の生息域は亜高山帯〜高山帯に限られ、県内での分布域は少ない。また、本種は腐植層で生活するため、生息環境は地表に落葉が厚く堆積(たいせき)し、地表性昆虫類などの多い場所にのみ生息する。 | |
保全対策 | 登山道以外の場所に立ち入らないような配慮が望まれる。 | |
特記事項 |