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笹又の石灰質角礫巨岩(通称さざれ石)
笹又の石灰質角礫巨岩[ささまたのせっかいしつかくれききょがん](通称さざれ石)
分類 | 天然記念物 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 揖斐郡揖斐川町春日 |
所有者 | 個人所有 |
指定年月日 | 昭和52年11月18日 |
揖斐川町春日笹又地区の粕川(地元では長谷川ともいう)の河原に、石灰質角礫岩の巨大なものが一つある。付近には同様の中小のものが散在している。ここは滋賀県との県境に近く、伊吹山(1,377m)が西に手にとるようにみえる。また伊吹山の3合目にあたる。
春日谷は、石灰質の石が多い。これが長い年月のうちに雨水に溶解して乳状液となったものが大小の角礫岩をしだいに集結して今あるような大小様々な岩石になった。この指定された巨岩は、横5.6m、縦(高さ)3.0m、幅(最大部の厚さ)2.7m、重さ約50tである。