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木造阿弥陀如来立像[もくぞうあみだにょらいりゅうぞう](立江寺)
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 岐阜市江崎 |
所有者 | 立江寺 |
指定年月日 | 昭和46年12月14日 |
- 檜材寄木造彫眼
- 像高:47.0cm台座の高さ:22.3cm
上品下生印[じょうぼんげしょういん]を結んだ通容の阿弥陀如来立像である。檜材の寄木造で彫眼、仏像としては小僧である。螺髪[らほつ]は、全身に対し小さく低く刻出されている。全身の金箔は剥落し、長い間の信心を集め香によって、古色となり黒褐色を呈し、わずかに金箔の跡を残している。衲衣[のうえ]の彫りは浅い。この像の制作は、鎌倉時代から室町時代にかけてであろうと思われる。もと立政寺にあったが、現在は浄土宗立江寺の本尊として、本堂中央の厨子に安置されている。