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クロサンショウウオ_18275
| クロサンショウウオ | HynobiusnigrescensStejneger | 絶滅危惧II類 |
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| サンショウウオ目サンショウウオ科 |
| 選定理由 | 大部分の生息地で生息条件が明らかに悪化しつつあり、個体数が大幅に減少している。 |  |
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| 形態の特徴 | 全長15cm前後の小型のサンショウウオ。体は緑色を帯びた暗褐色で黄褐色の斑紋がある場合が多い。尾は長く全長の半分近くになる。 | |
| 生息環境 | 樹林に生息する種で、低地から山岳地まで垂直分布は広いが、県内では山地帯上部から高山帯下部の樹林に生息し、山間の湿原や池沼などで繁殖する。 | |
| 生態 | 繁殖期は4月中旬〜7月の雪解けの頃で、紡錘(ぼうすい)形の卵塊が山間の湿地などに見られる。繁殖時期は標高の高い場所ほど遅い傾向がある。成体は樹林の落葉下や腐植土中で生活しており発見しにくい。 | |
| 分布状況 | 日本固有種。東北、北関東、北陸、佐渡など東日本に分布。県内では丹生川村、白川村などで確認されており、おおむね飛騨地方の東部と西部の山地に隔離して分布している。 | |
| 減少要因 | 自然林の伐採、道路の開設などにより繁殖場となる湿原が乾燥化するなどして消失。 | |
| 保全対策 | 生息環境として繁殖場となる止水域と成体の生活場となる樹林といった複合した環境が必要であり、これらの環境が隣接していなければならない。 | |
| 特記事項 |
