選定理由 |
既知のすべての生息地で生息条件が著しく悪化しており、個体数が危機的水準まで減少している。 |
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形態の特徴 |
翅を広げた大きさは約41mmである。翅の色は前翅が灰黒色で後翅は灰白色である。 |
生息環境 |
御嶽山の森林限界以上の高山帯にのみ生息する「高山蛾」である。 |
生態 |
詳しい生態は不明であるが、成虫は7月〜8月に出現する。おそらく森林限界付近に密度が高いと推測される。 |
分布状況 |
当県と長野県にまたがる御嶽山の高山帯にのみ限定して分布する。分布域の極めて狭い種である。 |
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減少要因 |
登山者の踏み荒らしや酸性雨などによる高山帯の環境悪化が考えられる。 |
保全対策 |
生息環境の保全と温暖化の防止。御嶽山の調査が実施され、詳しい生息状況を調べるとともに生活史を解明し、適切な保全対策をとる必要がある。 |
特記事項 |
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参考文献 |
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