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カワラハンミョウ

カワラハンミョウ CicindelalaetescriptaMotschulsky 絶滅危惧I類
(環境省:絶滅危惧II類) コウチュウ目ハンミョウ科
選定理由 既知の全ての個体群で、個体数が危機的水準にまで減少している。 写真を拡大表示します
形態の特徴 体長15mm前後のハンミョウ科甲虫。体は黒色がかった緑色で、翅に黄白色の斑紋があり本種の特徴になっているが、この斑紋には変異が多い。
生息環境 本種は海岸および海に近い河川の砂浜に生息するが、粒の細かい砂質の土壌を好む。
生態 成虫は6月下旬〜8月中旬に出現するが、詳しい生態は不明である。
分布状況 北海道、本州、四国、九州に分布する。国外では朝鮮半島、済州島、中国、サハリン、シベリア南東部、モンゴルに分布する。県内では羽島市、海津市内の木曽川流域に確認記録がある。 分布情報図を拡大表示します
減少要因 生息環境としての河川の砂質土壌地の減少及び変質が考えられる。
保全対策 本種の生息する河川環境を保全する必要がある。
特記事項  
参考文献 原色日本甲虫図鑑(II):保育社

文責:豊島健太郎