| 形態の特徴 |
殻の幅5mm程度で亜三角形の他の2種に比べるとふくらみが弱い卵楕円形の微小な淡水産二枚貝である。殻の色は淡褐色で光沢は目立たない。 |
| 生息環境 |
マメシジミ類は夏期の水温が20℃以下で、水質が良好な湧水や山間の湿地や池沼、沢水水路などの泥や砂礫底に生息する。 |
| 生態 |
詳しい生態は解明されていないが、水域の泥や砂礫に浅く潜ったり、少し水管口側（後ろ）を出した状態で生活している。 |
| 分布状況 |
本州の滋賀県東部〜青森県にかけて分布が知られている。県内では揖斐川町の福井県境で採集されている。マメシジミ類は調査が進んでいないため、分布についても不明な点が多い |
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| 危険要因 |
産地は特殊な環境で生息地が限定されるため、水路の工事や森林の伐採など、環境変化を生じる行為や人間の干渉が危険要因となる。 |
| 保全対策 |
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| 特記事項 |
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| 参考文献 |
- (財）自然環境研究センター(2002)自然環境保全基礎調査生物多様性調査動物分布調査（陸産及び淡水産貝類）報告書
- 波部忠重（1973）軟体動物.川村日本淡水生物学
- 増田修・内山りゅう（2004)日本産淡水産貝類図鑑（2）汽水域を含む全国の淡水貝類:240pp.ピーシーズ
- 稲葉修・家山博史（2006)福島県で見つかったマメシジミ類.ちりぼたん、37（2）:日本貝類学会
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