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冬頭山崎1号古墳須恵器2
遺跡名
冬頭山崎1号古墳
所在地
高山市冬頭町山崎
時代
古墳時代
種類
須恵器
出土状況
1号古墳
焼成時の被熱で口縁部にゆがみとひび割れを生じていますが、欠損部分はなく完形で出土しました。天井部はなだらかに外傾してくだり、わずかな稜とその直下に沈線を巡らせることで口縁部と区分できます。口縁部は、稜でわずかに内側に屈折して外傾し、端部は丸くなっています。天井部中央のつまみは、中央を窪ませたもので、端部は丸くなっています。天井部外面は中段まで回転ヘラケズリ調整され、口縁部及び内面は回転ナデ調整です。回転ヘラケズリから判断されるロクロの回転方向は、右です。
口縁部径:12.5cm
器高:4.5cm
天井部のつまみ径:2.6cm