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平成18年度アスベスト大気環境測定18
アスベストによる大気汚染の現状を把握し、今後の対策の基礎資料とするため、18年7月から平成19年1月にかけて、アスベスト除去作業現場周辺におけるアスベスト濃度測定を行い、結果がまとまりましたのでお知らせします。
測定結果は、全国の状況と比較して、問題となる濃度はありませんでした。
非飛散性アスベストの除去作業現場で「最大2.4本/リットル」という他の調査結果と比較してやや高い値が検出されましたが、環境省は、全国調査における「最大2.7本/リットル」(廃棄物処分場)という調査結果を含めて、「現時点で直ちに問題になるレベルではない」としています。
測定場所 | 濃度【本/リットル】 | |
---|---|---|
研修所 | 養老町 | 0.11本/リットル〜0.45本/リットル |
事務所 | 各務原市 | 0.23本/リットル〜0.57本/リットル |
事務所 | 多治見市 | 0.11本/リットル未満〜0.23本/リットル |
工場 | 中津川市 | 0.11本/リットル〜0.23本/リットル |
学校 | 大野町 | 0.11本/リットル〜0.34本/リットル |
学校 | 岐南町 | 0.25本/リットル〜0.25本/リットル |
工場 | 可児市 | 0.11本/リットル〜0.23本/リットル |
公共施設 | 各務原市 | 0.11本/リットル〜0.34本/リットル |
公共施設 | 各務原市 | 0.23本/リットル〜0.45本/リットル |
アパート | 美濃加茂市 | 0.23本/リットル〜0.45本/リットル |
<平成17年度環境省調査(64地点):最大2.15>
<参考>
- 本表の濃度は、大気中のクリソタイル(白石綿)の濃度を表す。
- 原則として各対象施設の東西南北4箇所で4時間測定(1地点当たり4検体)
- 基準は定められていないが、大気汚染防止法に規定するアスベスト発生施設の敷地境界基準は10本/リットル以下
測定場所 | 濃度【本/リットル】 | |
---|---|---|
学校 | 笠松町 | 0.57本/リットル〜2.4本/リットル |
事務所 | 各務原市 | 0.57本/リットル〜1.1本/リットル |
学校 | 山県市 | 0.11本/リットル〜0.34本/リットル |
工場 | 岐阜市 | 0.23本/リットル〜0.68本/リットル |
学校 | 養老町 | 0.23本/リットル〜0.57本/リットル |
<平成17年度環境省調査(8地点):最大1.81>
<参考>
- 本表の濃度は、大気中のクリソタイル(白石綿)の濃度を表す。
- 原則として各対象施設の東西南北4箇所で4時間測定(1地点当たり4検体)
- 基準は定められていないが、大気汚染防止法に規定するアスベスト発生施設の敷地境界基準は10本/リットル以下
測定場所 | 濃度【本/リットル】 | ||
---|---|---|---|
圏域別 | 岐阜総合庁舎(岐阜圏域) | 岐阜市 | 0.34本/リットル〜0.34本/リットル |
揖斐総合庁舎(西濃圏域) | 揖斐川町 | 0.11本/リットル〜0.45本/リットル | |
可茂総合庁舎(中濃圏域) | 美濃加茂市 | 0.23本/リットル〜0.34本/リットル | |
恵那総合庁舎(東濃圏域) | 恵那市 | 0.11本/リットル未満〜0.11本/リットル | |
飛騨総合庁舎(飛騨圏域) | 高山市 | 0.11本/リットル未満〜0.68本/リットル | |
用途別 | 各務原市役所(商業地域) | 各務原市 | 0.11本/リットル〜0.34本/リットル |
西濃総合庁舎(住居地域) | 大垣市 | 0.34本/リットル〜0.45本/リットル | |
関工業団地(工業地域) | 関市 | 0.23本/リットル〜0.34本/リットル | |
土岐津警部交番(道路沿線) | 土岐市 | 0.11本/リットル〜0.11本/リットル | |
アパート(農業地域) | 下呂市 | 0.23本/リットル〜0.45本/リットル |
<平成17年度環境省調査(82地点):最大1.56>
<参考>
- 本表の濃度は、大気中のクリソタイル(白石綿)の濃度を表す。
- 原則として1日4時間、3日連続して測定(1地点当たり3検体)
- 環境基準は定められていない。