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大八まちづくり協議会
大八まちづくり協議会(高山市)へコーディネーターを派遣しました
大八まちづくり協議会は、東山中学校との地域学校協働活動の一環として「郷土の未来を語る会」を行っています。昨年は、ワークショップ形式で地域の課題について話し合いを行いました。今年は、地域の課題解決に向けた活動目標を作成しました。令和6年12月14日(土曜日)に行われた「第11回郷土の未来を語る会」では、中学生が進行役となり、市内6か所の会場においてKPT法※によるワークショップを開催しました。東山中学全校生徒の250名と小学生を含む地域住民480名が参加されました。
※KPT法とは、「Keep」(良いこと・続けること)「Problem」(課題・直すと良いこと)「Try」(アクション・試すこと)の3要素からなる、現状を整理して今後の行動指針を決定するためのフレームワークです。
「ぎふ地域の絆づくり支援センター」では、「岐阜県地域の課題解決応援事業」により、コーディネーターとして、岐阜県コミュニティ診断士(5名)を派遣しました。
※岐阜県コミュニティ診断士とは
地域の現状を把握して課題を抽出したり、その解決・改善に取り組み、地域コミュニティの再生・活性化を推進するコミュニティの専門家です。
ワークショップの様子
初めに、地域ごとに分かれた中学生と地域住民が、自己紹介や簡単なレクレーションで緊張をほぐした後、ふせんに「Keep」、「Problem」、「Try」の項目ごとに各自の考えを記入して模造紙に貼り、課題解決に向けた活動の話し合いを行いました。ワークショップでは、活発な意見交換が行なわれ、地区ごとにまとめた目標は全体でのまとめの会で発表されました。
進行に戸惑っているグループには、コミュニティ診断士がグループの輪に一緒に加わり、それぞれの意見を聞きながら、進め方についてのアドバイスを行いました。
参加者からは、「防犯灯の設置場所など、今まで気が付かなかった問題点を、子どもたちの視点での知ることができて良かった」、「課題の整理だけで終わらず、次の活動を考えられて良かった」などの意見が聞かれました。
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