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車いすバスケットボール体験教室を開催しました(富加町立富加小学校)
令和6年10月30日(水曜日)に富加町立富加小学校体育館で5年生児童69名を対象に車いすバスケットボール体験教室を開催しました。
この取組は、様々な人権課題に対する正しい理解と認識を深めていただくための啓発活動の一環で、障がいのある方への理解を深めるとともに人権意識の向上を図ることを目的に実施している活動で令和6年度は県内の小学校2校で実施しています。
県内で唯一の車いすバスケットボールチーム「岐阜SHINE」の選手2名を講師に迎え、児童が4つのグループに分かれて順番に車いすバスケットボール体験を行い、車いすに乗った状態でパスやシュートをする難しさや車いすを操る難しさを体感しました。
車いすバスケットボール体験後は「選手と語る会」と題し、選手との交流会を行いました。児童が事前学習を通して疑問に感じたことや体験教室を通して思ったことを選手に投げかけ、その疑問や意見に答える選手との交流を深めました。
選手からは競技以外の日常生活の部分で感じる苦労について話す場面もあり、児童はこの体験教室を通して、障がいをもつ方の気持ちを考えたり、困っている人の立場に立ってみることの大切さを学びました。また、以前と比べて障がいがあることに対する周囲の見方が良い意味で変わってきているという話もあり、児童が今後の人生を歩むうえで貴重な学びの機会となりました。
選手による競技紹介 車いす乗車体験の様子
シュート練習の様子 試合の様子
選手と語る会の様子 終わりの会の様子