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古代の竪穴建物を調査しています【芥見町屋遺跡(国事業)】
令和6年度芥見町屋遺跡発掘調査(国事業)概要報告3
芥見町屋遺跡における平安時代の竪穴建物
芥見町屋遺跡(国事業)でみつかる古代の建物には、壁際に煮炊きに使うカマドを備えたものが多く認められます。写真は平安時代の竪穴建物(地面を掘りくぼめた半地下式の建物)で、東壁(写真奥)にはカマドが設置されていました。
古代の竪穴建物
カマドは竪穴の壁をえぐるようにして設置されています。
カマドの検出状況
カマドを正面から見た状況です。カマドの内部が、熱を受けて赤く変色していることが分かります。写真中央の穴が、外に煙を排出する煙道です。