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家庭教育支援メールマガジン第4号(令和6年7月号)
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岐阜県の家庭教育支援メールマガジン 第4号(令和6年7月15日)
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夏の日盛りに木陰の恋しい季節となりました。家庭教育支援関係者の皆様におかれましては、
いかがお過ごしでしょうか。
岐阜県の家庭教育支援の充実に向けて、各市町村の取組を紹介するメールマガジン。
本号では、「すべての子どもが健やかに みんなで子育てできるまち」を目指して
取り組んでいる養老町を紹介します。
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養老町では、下記に示した3つの支援を行っています。
1 家庭教育の学習機会の提供
2 家庭教育の啓発と情報提供
3 家庭教育の相談
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1.家庭教育の学習機会の提供
(1)子育て勉強室(子ども家庭総合支援拠点事業)
〇生涯学習課・子ども課・総務課と連携、学習機会の提供
・R5年度は絵本作家のなるかわしんごさんをお招きし、親子で絵本を楽しみ、身近にあるもの
を利用して作って遊ぶワークショップを開催
・こども園で実施している家庭教育学級にあわせて男女共同参画講座の開催
・R5年度は元山梨県立大学教授 百々雅子様を講師にお呼びし、
「子どもたちの将来を希望あるものにから現代の子育て事情とジェンダーに開かれた考え方から」
という演題で講演いただいた。
子どもたちの将来を希望あるものに [PDFファイル/1.18MB]
(2)家庭教育学級
〇各園小中学校で実施、その実践例
・養老小学校 テーマ「交流」Yorostagramギャラリー
各家庭でのふれあいの様子を児童が楽しく交流できるよう、掲示場所やカードデザイン等を工夫した。
また、掲示時間を授業参観などと重なるように配慮し、多くの保護者に情報提供できるようにした。
・広幡小学校 テーマ「家族の大切さ」
町内在住の陶芸家の先生を講師としてお呼びし、親子で相談したり、作品を見たりしながら
「ものづくり」を通して共に活動することのよさを味わえるようにした。
・上多度小学校 テーマ「情報モラル」
講師をお呼びし、親子でネットトラブルやゲーム依存について学んだ。
また、学んだことを在宅取組型とつなげ、継続して情報モラルに関わる意識を高めることができた。
・池辺小学校 テーマ「家族の大切さ」
親子で家庭での過ごし方を振り返り、課題を共有して具体的な取組を一緒に考えた。
第3土曜、日曜に考えた内容に取り組むことで、家庭の日への意識を高めることにつながった。
・笠郷小学校 テーマ「食育」給食試食会
様々な学年の給食配膳や喫食の様子を見学する時間を設けたり、保護者のニーズに応じて参加できるようにしたりした。
また、給食試食会後、栄養教諭から献立作成に込められた工夫や、食に関する話題について講話や交流ができるようにした。
・養北小学校 テーマ「中学校区合同での体験」
PTA会長が打ち合わせを行い、担当校で内容、講師等を決定し、各学校に案内を送付。
ペーパークラフトの作成を通して、家族間の交流ができるようにした。
・日吉小学校 テーマ「食育」給食試食会
学校栄養職員から給食についての説明を聞いた後、試食。その後、児童の給食の様子を参観。
給食試食会での学びを家庭教育学級だよりに載せて紹介し、各家庭に啓発した。
・高田中学校 テーマ「みんなで楽しもう」
レクリエーションインストラクターの講師の先生をお招きし、一緒に体を動かすことで自然に
コミュニケーションをとれる場を設け、保護者同士のつながりをつくることができた。
・東部中学校 テーマ「家族川柳」〈あったかい言葉かけ運動〉
川柳のテーマを「学校と家庭生活」に設定し、楽しかった思い出も嫌な記憶もユーモアを交えて本音で作る。
それを家庭教育学級の役員が審査し、表彰した。この取り組みを通して、会話のきっかけになったり、子どもの考えを聞けたりする場になった。
(3)町ぐるみの子育て支援体制
〇学習支援事業(スマイルゲンちゃん学習会:小学生対象30回 中学生対象:20回)
〇NPO法人いちごによる年6回の子ども食堂の実施や季節イベント
・ようろうこども食堂
・木育事業
・読み聞かせ事業
NPO法人いちご https://minnano-hachidori.jp/group/children/p3255/<外部リンク>
〇地区公民館、図書館での実施
・ひよこハウス…「子育てサロン」「七夕会」乳幼児と保護者が一緒になって楽しく遊べる場
・夏期キッズ講座:小学生を対象とした、夏季限定の講座
・子育てシェアCOCO 親子ひろば…スキンシップで絆も深まる ベビーダンス&おしゃべり会
〇児童館、町福祉センター、町保健センターでのイベント実施
・からだをつかってあそぼう…心とからだを育む遊びや読み聞かせ
・子育てカフェ すまいる
2 家庭教育の啓発と情報提供
(1) 情報モラルの啓発
〇平成27年2月に制定された「養老町情報モラルスマイル宣言」の周知と徹底。
(2) 「清流の国ぎふ」文化祭2024との連携「家族の絆 愛の詩」の募集と出版
〇第25回を迎える「家族の絆 愛の詩」募集事業。「親と子」の在り方を
見つめ直し、孝子伝説と関わらせて「親孝行のまち 養老」を地域に広めて
いくため、平成12年度に募集が始まった。募集を重ねるうちに「家族」に
関わる詩が多く集まるようになり、現在の形になった。
普段口にできないかもしれない家族への愛を言葉にすることで「家族の絆」について
考える機会となっている。また、入賞した作品を製本し、出版している。
◇孝子(こうし)物語(養老町ホームページより)
https://www.town.yoro.gifu.jp/docs/2016021700704/<外部リンク>
(3)「家庭の日」の啓発
〇「親孝行と生涯学習を進めるまち養老」推進会議との連携
(4)情報提供の拡充
〇広報「ようろう」、HP、ケーブルテレビ、子育て応援ガイド「ようろうっこ」等
◇「養老町子育て応援」に関するホームページhttps://www.yorokko.jp/<外部リンク>
◇「子育て応援ガイドBOOK」に関するホームページ
https://www.yorokko.jp/ebooklet2024/book/index.html#target/page_no=1<外部リンク>
3 家庭教育の相談
(1) 子育て委員長と家庭教育委員長の合同研修会
〇西濃県事務所家庭教育推進専門職が年2回出席し、養老町の家庭教育学級や
子育てについてのアドバイスを行い、家庭教育の充実を図っている。
「家族の絆 愛の詩」を通して家庭の日を啓発し、
親孝行の心や家族愛を育てている養老町です。愛をもって子どもを育てるという意識が
広がり、すべての子どもが健やかに育つ町の実現につながっています。
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子育て応援ガイド「ようろうっこ」にもあるように、町のすべての子どもたちに
愛情豊かに育って欲しいという町の願いを感じる養老町の家庭教育支援です。
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発行者:岐阜県環境生活部県民生活課 生涯学習係 発 行:随時発行
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