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かかりつけ薬局・かかりつけ薬剤師について
かかりつけ薬剤師・かかりつけ薬局を選びましょう
普段から利用する薬局を一つに決めておきましょう。
かかりつけ薬剤師がかかりつけ薬局で、複数の医療機関から処方されたお薬でもまとめて管理し、お薬の重複や飲み合わせを確認するほか、効果や副作用の状況を継続的に確認します。
また、いざというときや困ったときには、休日・夜間を含め、電話等で相談ができます。
かかりつけ薬剤師・薬局の機能
〇患者のお薬の情報をまとめて管理し、それを継続して行う機能
〇24時間対応を行ったり、患者の自宅等にお伺いし、在宅医療を行う機能
〇処方医や医療機関などと連携する機能
かかりつけ薬剤師・薬局の主なメリット
〇同じような薬が重複していないか、飲み合わせの悪い薬が出ていないかチェックします。
〇生活習慣を把握し、あなたに合った方法を提案することで、飲み忘れや飲み残しを防ぐことができます。
〇在宅での療養が必要になっても、薬の管理・説明を受けられます。
処方箋は「かかりつけ薬剤師・薬局」に持っていきましょう
複数の医療機関から処方箋をもらった場合でも、ご自分で選んだ1か所の薬局(かかりつけ薬局)に処方箋を持っていきましょう。
※身近な薬局で信頼できる薬剤師・薬局をあなたの「かかりつけ薬剤師・薬局」として選びましょう。
特別な機能を持ったかかりつけ薬局
薬局の中には、次のような機能を持った薬局もあるので、かかりつけ薬剤師・薬局を選ぶ際の参考にしてください。
健康サポート薬局
かかりつけ薬局の機能に加え、地域の皆様の健康保持・増進を積極的に支援する機能(健康サポート機能)を持った薬局です。
薬に関することに加えて、健康に関することや介護用品などに関する様々な相談に乗ってもらえます。
健康サポート機能
〇健康相談(食事・運動・睡眠など)
〇専門研修を修了した薬剤師が常駐
〇地域での連携体制
〇プライバシーに配慮した相談窓口
〇土日も一定時間開局
〇市販薬・介護用品の取扱い
健康サポート薬局一覧(令和6年1月末時点) [Excelファイル/13KB]
地域連携薬局
外来での受診から医療機関への入院、さらには退院後の自宅や介護施設等での在宅医療を受ける際の訪問対応まで、薬のことについて医療や介護の関係施設と連携しながら、患者を支えていく薬局です。
地域連携薬局は、地域の医療関係者との連携体制を構築した上で、患者の服薬情報等の情報共有を行いながら、質の高い薬学的管理を行います。
〇在宅訪問の実績あり
〇専門研修の修了薬剤師が常駐
〇無菌製剤(輸液など)も調剤可能
地域連携薬局一覧(令和6年1月末時点) [Excelファイル/14KB]
専門医療機関連携薬局 ※現在は「がん」に関して認定しています。
専門医療機関連携薬局は、がん治療を行う専門医療機関等と連携し、専門性の高い薬学管理を行うことで、抗がん剤などの薬を使用している患者を支えていく薬局です。
〇がん専門医療機関との治療方針等の共有
専門医療機関連携薬局一覧(令和6年1月末時点) [Excelファイル/11KB]
かかりつけ薬剤師・薬局の探し方
ぎふ医療施設ポータルでは、薬局の所在地、開局時間、健康サポート薬局、地域連携薬局などの条件を指定して県内の薬局を検索できます。
ぎふ医療施設ポータル https://www3.pref.gifu.lg.jp/pref/s11229/teikyo/<外部リンク>
※2024年4月からは全国統一システム「医療情報ネット」に移行します。