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丸石古窯跡群山茶碗
遺跡名
丸石古窯跡群
所在地
土岐市泉町久尻
時代
中世
種類
山茶碗
出土状況
物原(9号窯跡付近)
9号古窯跡の前に広がる、失敗作を廃棄した「物原」で見つかった碗です。内面には鶴の線刻が施されています。碗に描かれた鶴は、大きく羽を広げ、大空をはばたいている様子が表現されています。今にも碗から飛び出しそうな感じです。現在と同じように、当時も鶴は縁起のよいものと考えられていました。お祝いの席で使うために焼かれたのかもしれません。
残存高4.3cm
高台径5.6cm