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西行ゆかりの水
西行ゆかりの水(さいぎょうゆかりのみず)
恵那の地には、放浪の歌人西行法師にまつわる史跡が数多くあります。その中で水にちなんだ史跡としては西行硯水と杉山の清水があります。西行硯水は、西行が「道の辺に清水流るる柳かげしばしとてこそ立ち留りつれ」と詠んだといわれる水で、文治2年(1186年)東大寺勧進のため、奥州平泉へ行った帰りに、この地にとどまり、その時墨をするのに使った水とされています。昭和61年に公園として整備され西行を偲ぶ憩いの場となっています。
また、杉山の清水は、硯水から3Km程東の小山のふもとにこんこんと湧く清水で、西行が「甘露かな」といって愛飲したといわれています。
名水所在地
(西行硯水)恵那市長島町中野新田<外部リンク>
(杉山の清水)恵那市東野<外部リンク>
問い合わせ先(担当課)
恵那市教育委員会社会教育課文化係
電話番号:0573-43-2112
FAX:0573-43-4137
e-mail:syakyou@city.ena.gifu.jp
交通アクセス
(西行硯水)JR恵那駅から中仙道を西へ徒歩20分
(杉山の清水)JR恵那駅から東鉄バス「向島」下車、南へ徒歩5分