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乳幼児突然死症候群(SIDS)をご存知ですか?
乳幼児突然死症候群(SIDS)は、何の予兆や既往歴もないまま乳幼児に突然の死をもたらす病気であり、乳児の死亡原因の上位を占めています。平成19年においては全国で158人の赤ちゃんがこの病気で亡くなっています。原因が解明されていないSIDSですが、これまでの研究から発症率を高める3つの要因があることが明らかになっています。
私たちにできる、3つの対策!
いずれも直接的な原因ではありませんので、必要以上に不安に思うことはありません。
赤ちゃんを寝かせるときは、あおむけに寝かせましょう。
うつぶせ寝がSIDSを引き起こすものではありませんが、医学上の理由でうつぶせ寝をすすめられている場合以外は、赤ちゃんの顔が見えるあおむけに寝かせるようにしましょう。
できるだけ母乳で育てましょう。
人工乳がSIDSを引き起こすものではありませんが、母乳で育てられている乳児は、人工栄養の乳児と比べてSIDSの発症率が低いという調査結果があります。
妊婦さんや赤ちゃんの周りで、たばこを吸わないようにしましょう。
両親が喫煙する場合はSIDSの発症が高くなるという調査結果があります。妊婦さんご自身はもちろん、妊婦さん、赤ちゃんのまわりでの喫煙は絶対に禁物です。
ご参考までに
詳しい情報は厚生労働省のホームページへどうぞ
乳幼児突然死症候群(SIDS)について<外部リンク>