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微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報

 本日、注意喚起は実施していません。

 平成25年3月12日より、1日あたりの平均値が1立方メートルあたり70マイクログラムを超えると予想される場合に注意喚起を実施することとしています。

PM2.5の現在の状況(速報値)<外部リンク>
携帯電話から測定データを閲覧する場合は右記のアドレスをご覧ください。→岐阜県大気汚染常時監視テレメータシステム​<外部リンク>
全国の測定結果(環境省大気汚染物質広域監視システム(そらまめ君))<外部リンク>

注意喚起のための暫定的な指針

平成25年3月1日に、環境省が「健康影響が出現する可能性が高くなると予測される濃度水準を、注意喚起のための暫定的な指針(暫定指針)となる値」として示しました。
また、平成25年11月に、暫定指針の判断方法について、これまでの「午前中の早めの時間帯での判断」に、「午後からの活動に備えた判断」が加わりました。
さらに、平成26年12月に、暫定指針の判断方法について、明確に「注意喚起の解除」の運用方法が示されました。

レベル 暫定的な指針となる値 行動の目安 注意喚起の判断に用いる値*3
午前中の早めの時間帯での判断 午後からの活動に備えた判断

日平均値(μg/m3)

5時から7時

5時から12時

1時間値(μg/m3)

1時間値(μg/m3)

2

70μg/m3

 不要不急の外出や屋外での長時間の激しい運動をできるだけ減らす。(高感受性者※2においては、体調に応じて、より慎重に行動することが望まれる。)

85​μg/m3

80μg/m3

1

70μg/m3以下

 特に行動を制約する必要はないが、高感受性者では健康への影響がみられる可能性があるため、体調の変化に注意する。

85μg/m3以下

80​μg/m3以下

(環境基準)

(35以下※1

※1環境基準は環境基本法第16条第1項に基づく人の健康を保護する上で維持されることが望ましい基準。
PM2.5に係る環境基準の短期基準は日平均値35μg/m3であり、日平均値の年間98パーセンタイル値で評価。
※2高感受性者は、呼吸器系や循環器系疾患のある者、小児、高齢者等。
※3暫定的な指針となる値である日平均値を超えるか否かについて判断するための値。

注意喚起のための暫定的な指針に関する岐阜県における運用方針

  • 注意喚起の実施の判断基準
    PM2.5濃度の日平均値が70μg/m3を超えると予想される場合に、屋外で活動する機会の増える日中の行動の参考となるよう、次に掲げる判断基準に該当することとなった場合に、注意喚起を実施します。
    (1)午前中の早めの時間の判断基準
    県内全測定局を対象として、各日の午前5時から7時までの1時間値の平均値のうち、2番目に大きい値が85μg/m3を超過した場合
    (2)午後からの活動に備えた判断基準
    県内全測定局を対象として、各日の午前5時から12時までの1時間値の平均値の最大値が80μg/m3を超過した場合
  • 注意喚起の終了
    注意喚起を実施した後、PM2.5濃度の改善がみられ、次に掲げる判断基準に該当することとなった場合は、注意喚起を終了とします。
    (1)県内各測定局の1時間値が2時間連続して全て50μg/m3以下となった場合
    (2)(1)に該当しない場合であって、日没の時間を経過した場合

微小粒子状物質(PM2.2.5)は

 微小粒子状物質(PM2.5)とは、粒径2.5μm(2.5mmの千分の1)以下の粒子状物質です。
PM2.5は、呼吸器系の奥深くまで入りやすいことなどから、人の健康に影響を及ぼすことが懸念されています。
 ※PM2.5の大きさは髪の毛の太さの30分の1程度です。
環境省ホームページ(微小粒子状物質(PM2.5)に関する情報)へリンク<外部リンク>

微小粒子状物質(PM2.5)の環境基準

近年において、浮遊粒子状物質の中でも微小な粒子状物質にさらされることによって一定の健康影響を及ぼしていることが科学的に裏付けられていることから、平成21年9月に、環境省がPM2.5の環境基準を設定しました。

  環境基準※1 短期的評価※2 長期的評価
微小粒子状物質
(PM2.5)
1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値が35μg/m3以下であること。 1年平均値が15μg/m3以下であり、かつ、1日平均値の年間98%値が35μg/m3以下であること。

※1環境基準は行政上の目標値であり、この数値を超えても、ただちに健康影響が生じるものではありません。
※2PM2.5については、現在、1日単位等の短期的評価は設定されていません。