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上岩野遺跡縄文土器4
遺跡名
上岩野遺跡
所在地
高山市清見町牧ヶ洞
時代
縄文時代
種類
縄文土器
出土状況
竪穴住居跡(SB49)
SB49(第49号竪穴住居跡)の炉内に底部を打ち欠いて埋設されていました。『有孔鍔付土器』という口縁部に小さな穴が並び、その下に鍔状の突起が巡っている特殊な土器です。鍔部の橋状把手は4単位で、把手の下方の隆帯文はそれぞれ対向面が同一になっています。胴部の渦巻状の文様は内側から押し出しで整形しています。また、内外面に赤と黒の彩色痕がありました。
口縁:12cm
胴部:24cm