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日本刀[にほんとう]県指定
分類 | 重要無形文化財 |
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指定別 | 県 |
保持者 |
尾川兼國(山県市) |
指定年月日 | 令和5年2月21日 |
写真 | 尾川兼國氏 刀(銘:美濃國住兼國作) |
日本刀は、炭切りから銘切りまでの刀匠が関わる全ての工程による制作技術であり、戦国時代以降、関の刀匠が全国に移住し、その文化を広めた。
尾川兼國氏は、南北朝時代から現在まで途切れることなく継承されてきた関の刀剣文化を受け継ぎ、美しさと強靭さを兼ね備えた刀剣を制作し、打ち寄せる波を表現した刃紋「濤乱刃」を再現した。また、令和3年度まで関伝日本刀鍛錬技術保存会刀匠部会長を務め、関の刀剣文化の核として、保存・活用に積極的に尽力してきた。