本文
船山北古窯跡群陶器10
遺跡名
船山北古窯跡群
所在地
各務原市須衛4丁目
時代
中世
種類
中世陶器
出土状況
3号古窯跡灰原
13世紀前半と考えられる陶器の大型の鉢で、3号古窯跡の灰原から出土しました。一条の突帯が体部をめぐります。器形は、平底の底部から体部が直線的にハの字に伸びています。口縁部はわずかに内湾し、端部は面取りが丁寧にされています。内面には輪積み痕が残り、外面は念入りに調整されています。突帯より下の体部では、不整方向の削り、上半ではナデによって調整されています。
口径52.6cm
底部16.3cm
器高36.5cm