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令和2年5月13日定例会
定例会議の開催概要
令和2年5月13日定例会
令和2年5月13日に開催された定例会議の開催内容は次のとおりです。
<岐阜県警察から報告・説明があった事項>
林委員長は、「コロナの関係では、色々な局面を迎えており、犯罪も従来無いようなものも出てきておりますので、色々な対応で大変かと思いますが、県民の安全安心のために引き続きよろしくお願いします。」旨述べた。
1 新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言後の取組について
警備部参事官は、新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言後の取組について、「4月16日に、全都道府県に対して新型コロナウイルス感染症緊急事態宣言が発出された。その後県警察としては、動画サイトを活用した広報活動、子供の安全を守る巡回活動、電光掲示板やケーブルテレビを活用した広報活動を実施し、新型コロナウイルス感染症に乗じた犯罪に対する警戒、DV・児童虐待防止、運転免許業務等に関する広報活動を実施していく。また、県や保健所等への必要な協力や支援を行っている。今後も、関係機関と連携を図りながら、適切に対処してきたい。」と報告した。
この報告に関し、佐々木委員は、「現在も緊急事態宣言が継続されており、大変な時期ではありますが、警察として適切な対応をお願いします。」旨述べた。
2 令和2年第2回県下警察署長会議の開催について
総務室長は、令和2年第2回県下警察署長会議の開催について、「会議は、5月22日に開催する予定で、議題は『警察運営の当面の諸課題について』である。今回は、新型コロナウイルス感染症の感染防止のため、公安委員告辞、本部長訓示、各部(室)長等指示については映像配信システムにより映像配信し、各部参事官、各課(隊・所)長、上席監察官、各警察署長等は、各所属において視聴することとした。」と報告した。
この説明に関し、林委員長は、議題内容等について質問した。
3 令和2年度5月補正予算の概要について
総務室長は、令和2年度5月補正予算の概要について、「令和2年度の当初予算額の警察費総額は478億2,625万8千円であったが、5月補正総額を、8,394万5千円増額し、県議会で可決された。予算要求事業は、感染症対策強化事業である。」と報告した。
この説明に関し、佐々木委員は、「警察官自身が感染しないように、しっかりと資機材を整備して下さい。」旨述べた。
4 北アルプス春山警備の実施結果について
地域部長は、北アルプス春山警備について、「本年4月28日から5月7日までの10日間、新穂高登山指導センターにおける常駐警備、警察航空隊による出動待機、鍋平ヘリポートにおける山岳警備隊員の前進待機、山岳ヘリパトロールを実施した。警備期間中は、新型コロナウイルス感染症予防対策として、岐阜県及び関係機関による登山の自粛要請がなされていたほか、新穂高ロープウェイの運休中、北アルプス全山小屋の休業中等であったため、登山者は24人(暫定数)で、例年より激減した。また、遭難発生件数は0件であった。」と報告した。
この報告に関し、林委員長は、「遭難救助時における救助隊員の感染リスクが考えられるので、感染症予防対策には留意して活動して下さい。」旨述べた。
5 医療系専門職員の活動状況について
交通部参事官は、医療系専門職員の活動状況について、「医療系専門職員は、昨年4月から運用を開始し、認知症を含む一定の症状を呈する病気等にかかっている運転者及びその家族等から相談を受け付け、安全運転の継続に必要な指導助言や、運転免許証自主返納制度等の教示を行っている。今後も、医療系専門職の知見を活用した、認知症を含む一定の症状を呈する病気等にかかっている者の早期発見、運転免許証自主返納につながる活動の強化を図る。」と報告した。
この報告に関し、林委員長は、「運転免許証の返納希望者への臨機の対応もしていただいており、引き続き適切な対応をお願いします。」旨述べた。
<決裁等>
公安委員会に属する事務等について39件を決裁した。