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水難事故防止について
岐阜県では例年水難事故が発生しています。
特に水遊び、魚釣り等で河川を利用する7〜9月に事故が多発しています。
古川土木事務所管内の状況
古川土木事務所管内において、水難事故が2005年〜2023年の間に16件発生しています。
その他親水施設が多数ありますので、ご利用の際は十分注意してください。
親水施設・水難事故発生場所一覧 [PDFファイル/1.48MB]
飛騨圏域には多くのダムがあります。
ダムの放流が開始されると、晴れていても川の水が突然急激に増え、中洲等に取り残されることがありますので、放流の予告サイレンが鳴ったら直ちに安全な場所へ避難しましょう。
※放流の際にはダム管理者がサイレン等でお知らせします。
水難事故啓発看板の設置
令和6年7月に1件、8月に1件、古川土木事務所管内で水難死亡事故が発生しましたので、当所河川安全利用推進協議会において、事故現場周辺の入川口に事故防止啓発看板を設置しました。今後も啓発看板の設置等を進め、水難事故ゼロに向けて活動していきます。
・飛騨市宮川町塩屋地内(宮川)(7月31日 事故現場周辺) ・高山市国府町村山地内(宮川) (8月9日 事故現場周辺)
・注意喚起看板「川では必ず、ライフジャケットを着用!」 ・注意喚起看板「水難死亡事故現場 無理・油断は禁物!」
川で遊ぶときには
魚釣り、バーベキュー、キャンプ、水遊び等、様々な形で河川を利用するときには、以下の事項を守り、水難事故の防止に努めてください。
- 川に入るときは、必ず、ライフジャケットを着用してください。
- 絶対に川を泳いで渡ろうとしないでください。(途中で流されて溺死する事故が多発しています。)
- 飲酒後は、絶対に、川に入らないでください。(運動能力や判断力が低下しています。)
- 岩や構造物の近くでは、絶対に、遊ばないでください。 (一見穏やかそうでも、複雑な流れが発生しており、巻き込まれると溺死する恐れがあります。)
- 絶対に、橋や岩から川に飛び込まないでください。 (岩や流木に衝突する恐れがあります。土砂が堆積して浅くなっていることもあります。)
- 水位が上昇してきたら、ただちに、川から出てください。 (水が濁ってきたり、落ち葉やゴミが流れてきたりしたら、水位上昇のサインです。) (上流の降雨により水位が急激に上昇することがあります。)
<高原川(奥飛騨オートキャンプ場)>
<宮川>