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令和2年4月22日定例会
定例会議の開催概要
令和2年4月22日定例会
令和2年4月22日に開催された定例会議の開催内容は次のとおりです。
<岐阜県警察から報告・説明があった事項>
林委員長は、「政府が、4月17日に緊急事態宣言の範囲を全国に広げ、当県も特定警戒都道府県の一つに指定されました。職員皆様には感染予防等に留意いただき、県民の安全安心の確保に努めていただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。」旨述べた。
1 DV相談等の潜在化防止対策について
生活安全部参事官は、DV相談等の潜在化防止対策について、「現在新型コロナウイルス感染症対策により、外出自粛、学校休校等により在宅する時間が増加する中、DV相談等の認知件数が例年並みであり、この種事案の潜在化が危惧される。潜在化の防止対策として、県警ホームページに相談窓口等を設置し、注意喚起及び相談対応について教示しているほか、教育委員会へ教員等が実施する家庭連絡時に聴取を要請したり、少年補導職員等による積極的な声掛け活動を実施している。今後も、関係機関と連携を図りながら、適切に対処していきたい。」と報告した。
この報告に関し、佐々木委員は、「県警ホームページでの広報を工夫し、運用していただきたい。」旨述べた。
2 科学捜査研究所職員の学位取得について
刑事部長は、科学捜査研究所職員の学位取得について、「科学捜査研究所職員が、岐阜大学大学院において『先端技術を用いた特徴表現に基づく字種非依存型オフライン筆者照合に関する研究』を行い、本年、岐阜大学より学位(博士(工学))が授与された。また、県警における学位取得状況は、取得者数、取得率ともに全国2位である。」と説明したほか、当該職員が、研究内容等について説明した。
この報告に関し、林委員長は、「研究結果を、各種犯罪捜査の支援に活かしていただきたい。」旨述べた。
3 新型コロナウイルス感染症対策について
警備部長は、新型コロナウイルス感染症対策について、「警察職員等における新型コロナウイルス感染症への対策は、職員の感染防止に向けた取り組みとして、勤務時間の柔軟な割振りを行っており、来庁者に対する感染防止対策としては、アルコール消毒液を執務室出入口等に設置している。各部等における主な対策・対応として、警察職員官舎にサテライト・オフィスの設置、対応チャート等の作成、繁華街を中心とした防犯パトロールなどを実施している。今後も、職員の感染防止、組織内や関係機関と連携を図りながら適切に対処していきたい。」と報告した。
この報告に関し、佐々木委員は、「タイベックスーツを脱ぐ際に感染するリスクが高いことから、脱ぎ方の教養を特に行っていただきたいと思います。」旨述べた。
4 令和元年中の機動警察通信隊の活動状況について
情報通信庶務課長は、令和元年中の機動警察通信隊の活動状況について、「機動警察通信隊は、機動通信課長を隊長とする機動警察通信隊員28名で編成されている。令和元年中の活動状況では、捜査支援、電子機器探査、応急通信、訓練が増加した。訓練は、岐阜県・長野県合同での訓練のほか、テロ対策想定訓練、バスジャック想定訓練などを行った。令和2年の活動予定としては、捜査支援等の県警察のニーズに応えた積極的な事案対応及び隣接県情報通信部との合同訓練を予定している。」と説明した。
この報告に関し、林委員長は、「引き続き、隣接県等との訓練を実施し、有事には適切な対応が出来るようにお願いします。」旨述べた。
<決裁等>
公安委員会に属する事務等について35件を決裁した。