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第9号(令和4年12月号)
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岐阜県の家庭教育支援メールマガジン 第9号(令和4年12月15日)
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師走の候、家庭教育支援関係者の皆様におかれましては、いかがお過ごしでしょうか。
岐阜県の家庭教育支援の充実に向けて、各市町村の取組を紹介するメールマガジン。
本号では、9月に文部科学省に登録された美濃市の家庭教育支援チームについて、紹介します。
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1 チームのメンバーにはどんな人がいるの?
2 今後、どんな活動をする?
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1 美濃市の家庭教育支援チームのメンバー
チームのメンバーは、現在12人。
(警察少年補導ボランティア10人、子育て経験者1人、教員OBが1人)
メンバーは、以前より青少年育成に関わるNPO法人「まごころの会」を立ち上げ取り組まれ、美濃市の青少年を守る会等で活動されている方が中心となって構成されています。美濃市内のいろいろな場で活躍されている方ばかりです。
これまでも、校区の中学校で困難な状況があるときには、生徒たちに親身に関わり、声をかけてくださっていたそうです。そして、その子たちが今は親になり、その親への子育て支援も行っていらっしゃいます。
また、警察ともつながり、スマートフォンや交流サイト(SNS)を介したトラブルを考えるタウンミーティングを市内の小中学校で開催し、活躍されています。
チーム代表の中島さんは、次のような思いで家庭教育支援チームを結成しました。
・美濃市内では様々な団体がそれぞれに活動をしているが、子どもたちを健やかに育成したいという願いは同じ。それをつなぐ人がいないので、こうしたチームを作れば自分たちがそれぞれの活動をつなげるのではないか。
・親がほっとできるような居場所を作りたい。
・今やっている活動が次の代につながっていく仕組みにしたい。それには、家庭教育支援チームとしての組織が必要である。
2 美濃市の家庭教育支援チームの今後の展望
【具体的な活動内容】
〇講演会開催
保護者及び地域向けに子育て支援に関する教育講演会を実施する。
〇意見交流会
子どもの現状の姿を意見交流することで、保護者が子育ての参考とする。
1.学校関係者と子どもたちの現状の意見交流
2.学校関係者との意見交流会
〇今後の活動
保護者支援のための各種居場所づくり
行政枠を超えた、支援事業の組織づくり
広報誌作成と配布、周知活動
実際に活動していくとなると、いろいろな立場の方とつながり連携することが必要になるため、市民会議や学校との連携も必要になってくるとも考えていらっしゃいます。例えば、市民会議の中に「家庭教育支援チーム」という柱を作り、「青少年育成推進会議」「少年補導センター」とともに3つの柱にするなどはできないかなど、行政との連携も視野に入れ構想を練られています。
また、支援が必要な人にどうしたらこちらを振り向いてもらえるのか、来てもらえる人をどう作っていくかを考えるとき、学校の協力も必要だと考えていらっしゃいます。
「自分たちがチームを作って終わり、ではだめ。継続させることが重要だ。」と、力強く、そして熱く語っておられる美濃市の家庭教育支援チームの存在が、きっと家庭の希望となり、子どもたちの健やかな成長につながることを感じます。
【リンク 文部科学省ホームページ https://katei.mext.go.jp/contents4/pdf/21_mino.pdf】<外部リンク>
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今ある家庭教育支援の体制や、地域に長年貢献されている地域の人材(NPOなど)を
生かすことで、「不安や悩みを抱える」子育て家庭へのアウトリーチ型支援をする
家庭教育支援がさらに充実することが期待されます。
子どもたちの健やかな成長のために、岐阜県の家庭教育支援を共に進めましょう。
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ご意見・ご感想はこちらまでお願いします。
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発行者:岐阜県環境生活部環境生活政策課 生涯学習係 発 行:随時発行
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