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合併処理浄化槽に切り替えましょう
合併処理浄化槽できれいな水を自然へ
家庭に設置される合併処理浄化槽は、BOD除去率90%以上、処理水質BOD20mg/L以下の性能を有しています。
自動車1台分の敷地に設置できる小規模な装置で、下水道と同程度の水処理が可能です。
単独処理浄化槽と合併処理浄化槽の違い
家庭の浄化槽には、トイレ汚水だけを処理する「単独処理浄化槽」とトイレ汚水と生活雑排水(台所、洗濯、風呂等の排水)を併せて処理する「合併処理浄化槽」があります。
家庭から出される生活雑排水は、くみ取りや単独処理浄化槽を使用している家庭では、ほとんどが未処理のまま、河川等へ放流されています。
合併処理浄化槽を設置しましょう
県内で既に設置されている浄化槽の約53%は単独処理浄化槽です。
浄化槽法では、河川等の汚染を防止するため、新たに単独処理浄化槽を設置することを禁止するとともに、既存の単独処理浄化槽を合併処理浄化槽に設置替えするよう努めなければならないとされていますので、皆様方の取組をお願いします。
リーフレット単独処理浄化槽から合併処理浄化槽へ切り替えましょう(PDFファイル)
合併処理浄化槽の設置を応援しています
合併処理浄化槽を新たに設置する場合には、市町村の補助制度があります。
下水道が一定の期間、整備される計画のない地域において、合併処理浄化槽を設置する場合には設置費用の一部を補助する市町村が多くあります。
国(環境省)及び県では、補助制度を設けている市町村に対し、その費用の1/3ずつを負担することとしています。
現在では、県内42市町村のうち、39市町村が補助制度を設けており、令和4年度には1,029基の合併処理浄化槽に対し補助金を交付しました。
5人槽を設置した場合の標準例
個人負担(6割)498,000円 | 補助金(4割)332,000円 | ||
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市町村 (1/3) |
県(1/3) | 国(1/3) |
※工事費等については、土地・建物の規模などの状況で増減します。
また、補助の有無、補助金額は市町村によって異なります。
詳しくは市町村役場へお尋ねください。