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新首都づくりの考え方
3新首都づくりの考え方
新時代の首都に求められる4つの条件を踏まえ、首都機能移転先としてふさわしい岐阜・愛知地域の魅力から、新首都づくりの基本的な考え方や、岐阜・愛知地域における新首都像を考えました。
(1)豊かなライフスタイルを実現する都市
多様なライフスタイルの選択
母都市での居住、田園、中山間地域での居住、リゾートエリアでの居住など多様な住まい方の選択を可能とします。
名古屋市の持つ高次の商業・文化サービス等の機能や、豊田市、多治見市などの生活関連サービス等の機能の活用を図ります。
休日には、豊かな自然の中でリフレッシュできる環境を提供します。
生活を支える地域コミュニティ
新旧の住民が交流、連携することで、新たな地域コミュニティを形成し、障害者、高齢者の生活支援や次世代を担う児童・青少年の育成や地域の安全等を一体となって支えていく仕組みづくりを整えます。
環境にやさしいライフスタイルの実現
居住する市民が、省エネルギー、リサイクルの徹底、ゴミの削減に努め、環境に負荷をかけないライフスタイルを実現します。
多様な人々の交流の場
様々な人々が交じり合って、新時代の価値が創造されるよう交流をサポートする施設、多様な教育機関の整備などを行います。
(2)環境負荷を極小化する都市
新規造成の徹底的な抑制
ゴルフ場などの開発済み地の活用や既存市街地の高度利用等により、新規の造成を徹底的に抑制し、緑地面積を維持します。
自然環境や地形を活かした都市整備
丘陵や水辺など豊かな景観や地形を最大限に活かした都市デザインを行います。
クラスター型の都市構成
自然環境や地形に十分に配慮したクラスター型の配置とし、環境負荷の低減を図ります。
自然環境と持続的に共生する都市マネジメント
「モノづくり」における世界レベルの開発技術力や国際博覧会での成果を最大限に活かし、交通、エネルギー、水供給等における環境負荷を低減し、循環型の都市を目指します。
(3)最先端の情報通信技術を活用できる都市
IT関連の研究開発機能の活用
スイートバレーやあいち学術研究開発ゾーン等における研究開発成果を新首都の整備・運営に活かします。新首都を先導的、実証的な研究フィールドとして、情報技術に関する研究開発を促進し、新たな産業を創出していきます。
高度情報技術を活用した政策立案の実現
高度な情報通信ネットワークにより、政策立案環境を整えます。
開かれた国政を実現するため、国民が参画しやすい高度情報システムを整備します。
国土の防災ネットワークの司令塔
新首都が全国各地の災害発生に対して司令塔として機能するため、災害に強く安全な情報システムを整備します。
情報技術を活用した生活サービスの提供
高度な情報ネットワークにより、流通、金融、行政手続、福祉等の双方向型の生活利便サービスを提供します。
(4)高いモビリティを確保する都市
国際空港・新幹線との直結
中部国際空港・新幹線との直結やリニア中央新幹線の整備により国内外からの迅速なアクセスを可能にします。
東海環状自動車道を軸とした新首都交通ネットワークの形成
東海環状自動車道を軸とした広域交通ネットワークの整備や鉄道の直通化、新交通システムの導入等を行います。
開かれた国政を実現するため、国民が参画しやすい高度情報システムを整備します。
ユニバーサルデザインの徹底
障害者、高齢者、子ども、外国人を含め、誰もが快適かつ円滑に街の情報を入手し移動できるようユニバーサルデザインに基づいた都市づくりを行います。
産業技術を活かした高度な交通システム
自動車やIT関連産業の世界的な集積を活かし、安全、便利、快適なITS(高度道路交通システム)等の高度交通システムを構築します。
乗り換えを円滑にする交通体系の形成
広域交通と地域交通との乗り入れ、様々な交通手段の乗り換えが円滑に行える交通体系を整備します。
(5)新しい文化を創造する都市
日本の歴史風土を基に新時代の文化を創造
日本の豊かな文化、風土を国内外に示すとともに、様々な人々の交流、連携により、新たな文化や理念を創造、発信していく場としての環境を整えます。
魅力的な景観形成
地形を活かした施設の整備、周りの景観に合った風格ある街並みづくり等、魅力的な景観を形成します
来訪者へのもてなし
国内外から訪れる様々な人々が快適に活動できるよう、十分なホスピタリティをもった都市づくりを行います。