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第4号(令和4年7月号)

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岐阜県の家庭教育支援メールマガジン 第4号(令和4年7月22日)

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日を追うごとに夏らしくあるこの頃、家庭教育支援関係者の皆様におかれましては、

いかがお過ごしでしょうか。

 

岐阜県の家庭教育支援の充実に向けて、各市町村の取組を紹介するメールマガジン。

 

本号では、6月の家庭教育支援市町村連携会議のアンケートに記載された皆さんの質問に、

会議で実践発表された中津川市社会教育指導員の安藤広子さんに回答して頂きましたので、

紹介します。

 

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 1 さあ、何から始めよう?やっぱり、人材育成?

 2 支援チームを作った・・どこから手をつけよう?

 3 働いている家庭教育支援サポーターも多く、なかなか思うように活動できない。

   どうやって活動を進める?

 

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質問1:安藤さんが家庭教育支援を始めるときに、最初に着手されたことは?

    自分もすぐに動きたいが、何から始めたらいいのか、まだ漠然としています。

 

A.【人材育成とその人たちの活躍の場の用意】

人材育成を始めました。行政が家庭教育支援を推進するには限界があります。

家庭教育支援を十分理解した人材を育成し、その人達を繋げ、団体を作る事と並行して、

活躍の場を確保することからはじめました。

 

例:集団託児、講座の企画・運営・サポート等

(家庭教育推進会議の開催など子育て関係部署との連携の他に、○○の助成金を活用)

 

質問2:支援チームはありますが、実際には、なかなか活動ができていません。

    チームとしてどこから手を付け、支援のニーズをキャッチしていますか?

 

A:【支援チームメンバーと仲良くなる】

支援を必要としている人を探すより、先に、支援チームの構成員のつながりを深めます。

「一人ではできないことも、皆とならこうしたい」という思いをもってもらいます。

「こうしたい」はその人たちの経験からきたニーズなので、

支援を必要としている人にも届く場合があると思います。

活動をするためにチームのキーパーソンと担当者が仲良くなってください。

そこから「チームで何かしたい事は?」「こんなことしてみる?」と始めましょう。

 

質問3:共働きが増え、平日は時間がない人が多い。自主的に動ける家庭教育支援に

関わるサポーターをどう確保していますか?

 

A.【みんなで、できることをできる範囲で協力し合う】

サポーターは自分の空いた時間を皆の笑顔のために使おうと考える人達が多いです。

そして、子どもが小さくまだ正規では働けない人や、働かなくてもいい人、

リタイヤした人達がいます。サポーターの年齢層が20代から70代なので、

それぞれ都合のいい時間帯を補いながら活動しています。

そして、「養成講座(1年間の講座)」を受講し、

「子育てマイスター」の認定を受けてもらいます。それが人選かもしれません。

子育てマイスターの認定を受けた人で、家庭教育支援チームに入り活動したいと

希望される方がサポーターメンバーとなります。(活動内容は徐々に適材適所を見極める)

 

★もう少し具体的に紹介すると

「パパママ教室」で親となる心構えを学び、「親子の絆プログラム」「乳幼児学級」

「ノーバディーズ・パーフェクトプログラム」で子育てを楽しみ、

「子育てマイスター養成講座」で家庭教育支援を学び、人間力を高めます。

その中から家庭教育支援チームに入り活動する人もいます。

急な事情でサポートができなくなっても、先輩メンバーが代わってくれます。

皆さんできる範囲で無理なく活動することを大切にしています。

家庭教育支援チームもまた、社会に出る準備期間のための居場所です。

子どもが少しずつ手を離れ、仕事につく時間ができるとチームを卒業するメンバーもいます。

または、週3~4日パートで働き、週1~2日サポートに入ってくれる人もいます。

学校の家庭教育委員になる方や、地域の主任児童委員をされる方もいます。

 

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家庭教育支援を進める上でのヒントが、たくさんありました。

これからも少しずつ、みなさんからの質問や意見に関わっての家庭教育支援を、

紹介していきます。

子どもたちの健やかな成長のために、岐阜県の家庭教育支援を、共に進めましょう。

 

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ご意見・ご感想はこちらまでお願いします

Email:c11260@pref.gifu.lg.jp Tel:058-272-8752(直通)

発行者:岐阜県環境生活部環境生活政策課 生涯学習係

発 行:随時発行

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