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輪之内町
輪之内町へコーディネーター及びファシリテーターを派遣しました
輪之内町では、自分たちの地域の特徴を理解し、地域の魅力や課題、地域で自分たちができる役割について考えることを目的とし、「広げようつなげよう地域の助け合い」をテーマとした「輪之内町地域づくり講座」を11月12日(火曜日)に開催しました。
「ぎふ地域の絆づくり支援センター」では、「岐阜県地域の課題解決応援事業」により、この講座に、コーディネーターとして岐阜 県コミュニティ診断士倉地幸子氏を、ワークショップのファシリテーターとして、岐阜県コミュニティ診断士今尾ひな子氏、大竹和芳氏、桐木博俊氏、野々村浩一氏、水谷寛氏を派遣しました。
※岐阜県コミュニティ診断士とは
地域の現状を把握して課題を抽出したり、その解決・改善に取り組み、地域コミュニティの再生・活性化を推進するコミュニティの専門家です。
最初に、輪之内町の担当者から「輪之内町の現状」について、人口や世帯数、人口動態、高齢者世帯の推移等の具体的数値を基に説明がありました。
その後、参加者は5つのグループに分かれ、各グループに配置されたファシリテーターとともに、KJ法※によるワークショップを行いました。
ワークショップでは、「輪之内町の自慢できる魅力は何ですか。」「どのような課題がありますか。」「自分の参加できるような活動は何ですか。」の3つをテーマに活発な話し合いが行なわれ、最後に、グループでまとめた意見を、グループごとに発表しました。
※KJ法・・・情報をカード化し、同じ系統のものでグループ化することで、情報の整理と分析を行う方法
話し合いの主な内容
- 輪之内町のいいところ
- 子どもたちの挨拶や笑顔、子ども手当の充実、教育環境が整っている、環境が良い等
- 問題点
- 若者の流失、働く場所が少ない、伝統行事の簡素化、地域活動での担い手不足等
- 今後の課題
- 若者を増やす、空き家対策、自立した健康な町民を増やす対策等
講座終了後のアンケートでは、ほとんどの参加者の方が「地域活動の必要性」「地域の課題」を理解し、今後自分が地域においてできる事があると回答されました。
町でも、今後更なる意識づけのため、講演会(令和2年2月)を開催したり、地区ごとのワークショップを検討していくとのことです。
「地域づくり講座」の様子
現状説明の様子 | ワークショップの様子 | 発表の様子 |
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発表例(1) | 発表例(2) | コーディネーター倉地氏 |
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