本文
第98号(令和4年8月)
GIFU 生涯学習メールマガジン
岐阜県が実施する生涯学習事業や県内で活動する生涯学習団体の情報を、NPO・ボランティア団体、高等学校・大学等の教育機関、市町村、その他ご希望をされる皆さまに配信しています。 【編集・発行】岐阜県 環境生活政策課 生涯学習係 「生涯学習」とは、一般には人々が生涯に行うあらゆる学習、すなわち、家庭教育、社会教育、文化活動、スポーツ活動、レクリエーション活動、ボランティア活動等、様々な場や機会において行う学習の意味で用いられます。 「人生100年時代」や「超スマート社会」に向けて社会が大きな転換点を迎える中にあって、生涯学習の重要性は一層高まっています。 今回は「社会教育の振興と地域全体で子供を育む環境づくり」について考えます。 人口減少や高齢化をはじめとする急速な社会経済環境の変化や取り組むべき課題の複雑化の中にあって、住民の主体的な参加による持続可能な社会づくり、地域づくりに向けて、社会教育はこれまで以上にその役割を果たすことが期待されています。 平成30年の中央教育審議会答申では、「社会教育を基盤とした人づくり・つながりづくり・地域づくり」が一層重要であるとされ、新たな社会教育の方向性として「開かれ、つながる社会教育」が提示されているところです。 文部科学省では、こうした社会教育の実現のため、地域住民の自発的な学習活動や学習を通じた地域づくりの活動を支援する人材の充実を推進しています。 「社会教育士」は、地域学校協働活動の推進や社会教育施設における活動のみならず、環境や福祉、まちづくり等の社会の多様な分野における学習を支援する活動を通じて、人づくりや地域づくりに関する活動に積極的に携わっていくことや、各主体の連携体制の構築に寄与することが期待されています。
「社会教育士」は、社会教育の制度や仕組み、基礎的な知識に加え、ファシリテーション能力、プレゼンテーション能力、コーディネート能力の習得をねらいとした課程や講習を修了した人たちの称号であり、令和2年度に文部科学省により制度化されました。 専門性を活かしながら、地域の思いに寄り添った長期的な地域づくりのビジョンをもち、豊かな地域づくりへの展開を支援する専門人材が「社会教育士」です。 詳しくは下記の文部科学省ホームページをご覧ください。
================================= ■本メールマガジンの配信開始または配信停止を希望される方は、お手数 ================================= |