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南青柳遺跡
所在地
関市下有知(せきししもうち)
地図<外部リンク>
時代
弥生時代から古墳時代
急傾斜地に広がる一大集落群
発掘状況
関市北部の丘陵地に立地し、竪穴住居跡(たてあなじゅうきょあと)82軒を確認しました。竪穴住居は3つの谷の急斜面に築かれており、土師器(はじき)が多く出土しました。こうした場所からこの時期の集落跡がみつかることは、岐阜県内では珍しいことです。
9号住居跡
この竪穴住居跡からは、土師器がまとまってほぼ完全な形で出土しました。甕(かめ)や壺など当時の人々が使った土器の種類がよくわかります。
遺物出土状況
35号住居跡(焼失家屋)
火災にあった住居と考えられます。床には燃えて炭化した柱などの建築部材が、多くの土器とともにみつかりました。