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大船神社本殿[おおぶねじんじゃほんでん]
大船神社本殿[おおぶねじんじゃほんでん]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 恵那市上矢作町 |
所有者 | 大船神社 |
指定年月日 | 令和4年7月12日 |
本殿は、小型の三間社流造で、拝殿を前面に石段上に孤立して建ち、建物を保護する鞘堂の内にある。大工棟梁は諏訪の名工として名高い立川流三代和四郎冨重であり、彫刻化された部材が多用されるという江戸時代末期の特徴を備えている。
本殿再建に関する造営文書が残され、社殿の再建にいたる経緯、関わった職人の役割や体制などについて明らかである。地域共同体における神社の社会的意義を知る上でも貴重な遺構であり、古文書からも東濃各地とのつながりがわかる。