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グラフで見る豚熱の現状
豚熱(CSF)関連の検査結果をグラフ等でご紹介します。
飼養豚の免疫付与状況
〇県では令和元年10月以降、農場で飼養されている豚などに豚熱のワクチンを接種し、その効果を半年に一度、検査しています。
検査結果の解説
(1)母豚
現状、80%以上の免疫付与率を維持していますが、母豚の更新等により、抗体レベル(免疫付与における抗体量の水準)の低い個体の割合が増加しました。
(2)肥育豚
農場毎の母豚の抗体レベルに応じた時期に接種を実施していますが、免疫付与率は低い状況です。
一方、と畜場出荷時点の免疫付与率は、概ね8割に達していることを確認しています。
野生いのししの感染率、免疫獲得率の推移
〇県では平成30年9月の豚熱発生以降、野生いのししの豚熱感染検査や抗体検査を実施しています。
過去2か年では、豚熱感染率が令和5年2月と令和6年1月にピークを打ち、その後に免疫獲得率(「PCRー、ELISA+率」:オレンジ色)は上昇し、令和6年5月及び6月には50%を上回りました。
県内野生いのししのPCR,ELISA陽性率の推移 [PDFファイル/75KB]