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災害・避難カードの書き方について
ここでは災害・避難カードの作成方法について説明します。
<準備するもの>
- 災害・避難カードひな形 [Wordファイル/1.95MB]
- お住いの市町村から配布される洪水や土砂災害の『ハザードマップ』
※ぎふ山と川の危険箇所マップを使用することでもご自宅周辺の地図を確認することができます。
「ぎふ山と川の危険箇所マップ」<外部リンク>
自分の避難手順を決める方法
(1)身を守るための安全な場所を決める
身を守るための安全な場所を決めます。
- お住いの市町村から配布される洪水や土砂災害の『ハザードマップ』を確認し自宅を「○」で囲みます。
- 自宅に水害や土砂災害の危険があるかどうか確認します。
- 安全な避難場所を決めます。地図に着色がなく、水害や土砂災害の危険がない、もしくは危険が少ない施設を選び
「◎」で囲みます。
※市町村が指定する避難場所以外を選択した場合は、災害発生時に本当に避難できるかどうかを確認してください。 - 声掛けが必要な方や、一緒に避難する必要がある方がいる場所に「△」を記入します。
- 自宅「○」から一緒に避難する必要がある方がいる場所「△」を経由して避難場所「◎」まで行く道順を「→」で書き込みます。
<お住いの地域の危険箇所マップの確認方法>
各市町村から配布されている洪水や土砂災害のハザードマップを確認しましょう。
また、「ぎふ山と川の危険箇所マップ」ホームページで確認することができます。
【ぎふ山と川の危険箇所マップ】<外部リンク>
(2)安全な場所を記入する
裏面の「A安全な場所は?」に避難する場所を記入します。
(3)一緒に避難する方を決める
ご家族や近所の方、体の不自由な方など一緒に避難する方のお名前と連絡先を記入します。
お住まいの近くに、1人で避難するのが困難な方がいましたら、一緒に避難しましょう。
(4)持っていくものを決める
避難生活で必要なものを記入します。大きさや重さなどから本当に持っていけるかを確認しましょう。
避難をするときは、雨で足元が悪かったり、夜間などは周りが見えにくいことが予想されます。
手が自由に使えるようにリュックなど背負えるもので荷物を運びましょう。
<参考>
【防災グッズの紹介(消防庁ホームページ)】<外部リンク>
【災害に対するご家庭での備え「これだけは準備しておこう!」(首相官邸ホームページ)】<外部リンク>
(5)避難にかかる時間を計算する
1)BからEまでの各項目を記入します。
[計算時の留意点]
- 避難する時には荷物を持っているため、時間がかかります。
- 豪雨の時には、足元が悪くなるため通常時よりも時間がかかります。
- 避難を決断してから家を出るまでに、身支度をする時間はどのくらいかかりますか?
- 一緒に避難する方の自宅に立ち寄り、支度して遺影を出るのにかかる時間はどれくらいですか?
2)Fには、それぞれの項目の合計時間を記入します。
(6)避難するタイミングを決める
- いつまでに避難を完了すればよいかを決め、その位置に線を引きます。
- 避難を開始するタイミングを決め、線を引きます。
- 避難を開始するために必要な、気象情報や警報の危険度分布、水位情報、避難情報の発令状況について「関心を払う」
「最新の情報をこまめに確認する」時期を考え記入します。
また、その情報はどこから入手するのか、自治会等の連絡網を回すタイミングなども記入しておきましょう。 - 日中に避難情報が発令される場合と夕暮れに発令される場合の両方を考えてみましょう。
(7)作成したカードを活用する
作成したカードは、ご自宅の玄関や冷蔵庫など日頃から目に留まる場所に掲示しておきましょう。
また、地域の集会などで持ち寄りお互いに確認することで、より安全な避難に繋がります。
さらに、地域の避難訓練等で実際に活用いただき、避難手順に問題がないかを確認しましょう。