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柿田遺跡馬具
遺跡名
柿田遺跡
所在地
御嵩町顔戸・可児市柿田
時代
古代
種類
木製品馬具
出土状況
溝跡(SD208)
幅約8.3m・深さ約0.9mの溝跡から出土した、木製の鞍橋(くらぼね)の一部です。「へ」の字形に曲がった材で、下の部分が馬の背中に載せられます。表から裏へ貫通する長方形の孔が3か所空けられています。表裏面ともに平坦に仕上げられていますが、側面はあまり加工されておらず、丸みを帯びていたり樹皮が付いています。両端は山型と台形状に削られています。
樹種:モモ亜属又はスモモ亜属
木取り:芯持削り出し
高さ:16.8cm
柄径:2.4cm
斧台長:24.7cm