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R元高山市立日枝中学校
令和元年6月25日
高山市立日枝中学校2年生の数学の時間に、「データを正しく使って、説得力UP!」をテーマに授業を行いました。
当日使用した教材<提示資料[PDFファイル/2.6MB]><ワークシート[PDFファイル/483KB]>
まず、統計の定義や調査方法などを紹介しました。次に、グラフを読み取るときのコツとして、グラフの見た目に惑わされず、表題や軸、メモリ、出典などをしっかり確認することを学びました。最後に、高山市の就業状況についてグラフから読み取る実習をしました。高山市では農業や宿泊・飲食サービス業が多いことから、この2つの産業に関するグラフをグループごとに読み取りました。その結果、農業、宿泊・飲食サービス業の就業者は65歳以上の高齢者が多いことや、宿泊・飲食サービス業ではパート・アルバイトの女性が多いことなどがわかりました。また、求人と求職の状況についても、データから確認しました。岐阜県の求人倍率は年々上昇しているものの、職業別にみると求人数・求職者数に差があることや、職業分類の変遷から、時代ごとに職業も変化していることを確認し、統計を見ることで、さまざまな現状がみえてくることを学びました。