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柿田遺跡農具4
遺跡名
柿田遺跡
所在地
可児郡御嵩町顔戸・可児市柿田
時代
弥生時代から古墳時代
種類
木製品農具
出土状況
自然流路跡(NR13)
幅約19m・深さ約1.0mの自然流路跡から出土した、曲柄(まがりえ)の棒軸形又鍬(ぼうじくがたさぐわ)です。軸の部分は後面側が欠けているため、どのように柄に装着していたかは分かりません。軸部の先端の横方向に刃物の痕が4本入っています。刃部の後面側には明瞭な加工した痕が多く残っています。前面側は平坦に仕上げられていますが、刃先の方は少し剥がれ落ちています。刃部の又の部分は前後面ともにきれいに角を落としています。
樹種:アカガシ亜属
木取り:柾目
長さ:(40.3)cm
厚さ:2.8cm
幅:(13.2)cm