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木造釈迦如来坐像[もくぞうしゃかにょらいざぞう](玉龍寺)
木造釈迦如来坐像[もくぞうしゃかにょらいざぞう]
分類 | 重要文化財 |
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指定別 | 県 |
所在地 | 下呂市金山町 |
所有者 | 玉龍寺 |
指定年月日 | 令和3年3月30日 |
檜材、割矧造、彫眼、漆箔。像高52.0センチメートル。本像は、一部を後補(こうほ)とするほかは、当初の部分をよく残し、釈迦像でありながら片足を踏み下げるという、きわめて珍しいものである。造形的にも大変優れ、平安末期から鎌倉初期(12~13世紀)という時代が移り変わる時期の釈迦信仰を考えるうえでも重要な作例である。