本文
インターネット展示室1「飛騨の土偶」_3赤保木遺跡の土偶
3赤保木遺跡の土偶
土偶の出土状況
赤保木遺跡は、縄文時代の中期中葉から後葉にかけての集落跡です。土偶は23点出土し、そのほとんどが竪穴建物からのものでした。
出土した土偶
板のような平べったい土偶
3つの破片が接合した板状土偶の胴部です。左上半身・右上半身・右脚の3つに割れて、遺物包含層と竪穴建物の床面から別々に出土したものが接合しました。頭部は丸みがある三角形で、顔は渦巻文様や斜め線で表現されています。
10センチに満たない小型の土偶
小型の土偶ですが、足を開いて腕を後ろに回したように見えます。