本文
H30岐阜城北高等学校
平成30年9月7日
岐阜県立岐阜城北高等学校2年生の数学の時間に、「データ分析のコツを知る」をテーマに授業を行いました。
当日使用した教材<提示資料[PDFファイル/3.0MB]><ワークシート[PDFファイル/398KB]>
家計調査のデータから、岐阜市の喫茶店への支出額が多いことを紹介し、どれくらい多いのか分析することをテーマとしました。まず、全国の県庁所在市や政令指定都市の支出額をランキングにし、平均を調べました。岐阜市は平均よりも非常に高い位置にあること、平均より多い市よりも少ない市の方が多いことを確認しました。次に、度数分布表からヒストグラムを作り、岐阜市は最も多い階級よりも非常に高い階級にあることがわかりました。また、平均値が属する階級は、最も多い階級とは異なっていることがわかり、平均値だけでデータを判断してはいけないことを学びました。そこで、データの分布をみるために標準偏差や偏差値を計算し、最大値・最小値・四分位数を求めて箱ひげ図を作成しました。喫茶店の支出額は4,000〜6,000円辺りが多いことや、分布の広がり具合を確認し、いかに岐阜市の支出額が他と比べて多いかを確認しました。データ分析の際には、平均値やヒストグラム、箱ひげ図などさまざまな方法があることを学びました。
生徒の感想
- 岐阜市の喫茶店への支出額が、他市と比べてこんなにも多いとは知らず、意外だった。
- 普段、何げなくデータを見ているが、自らグラフにしたり分析したりすることでその方法や大変さがわかった。